災害時に使える常温で保存できる腎臓病用の非常食
腎機能が低下していると日頃の食事を揃えるだけで精一杯ですが、地震などの非常時はもっと大変なことになってしまいます。
災害があったとき避難所で配られるのは、少なくても栄養が取れるパンや缶詰、おにぎりなどの高タンパク、高塩分のものばかりです。
そのため腎臓が悪い方、アレルギーがある方などは自分で食料を用意しておかなくてはなりません。
どんなものを用意しておけばいいでしょうか
地震時に使える食料の条件
- 停電でも食べられる(電気やガスが使えないかもしれない)
- 長持ちする(賞味期限が長い)
- すぐに食べられる(調理が要らない)
そしてあまりにも高価だと買い換えに重い負担がかかります。
そこでこの3+1の条件を満たしていておすすめできるのが腎臓病用レトルト食です。
腎臓病用レトルトを非常食にする
腎臓病用のレトルトはタンパク質、カリウム・塩分などが調節ずみになっています。
レトルトは1年の賞味期限があります。そして温めたほうがおいしいですが、いざとなればそのままでも食べられます
そして開封したらすぐに食べられます。
低タンパク質のレトルト「ジャネフプロチョイス」 10品セット 3500円
低タンパク質のレトルト「キッセイゆめシリーズ」 21品セット 6300円
この2つのセットを備えておけば、1日3食として7日分のおかずは用意できます。
あとは、低タンパク質のレトルトごはんを21食分用意しておけば、最低限の食事はできます。
腎臓病用タンパク調整食
「タンパク質が1/25のレトルトごはん「越後ごはん 180g」24食セット
1食(180g)で0.18gしかタンパク質が入っていません。
25分の1以外にも10分の1、5分の1なども用意されています。
カロリー 306kcal
たんぱく質 0.18g
カリウム 3mg
塩分 0.01g
賞味期限:常温で6ヶ月
レトルトごはんは温めないとおいしくないですが、常温で保存が6ヶ月できるメリットがあります。
カロリーが少ない分は配給のお菓子(塩分やタンパク質が少ない)で補うと良いかもしれません。
またお湯が手に入ったときのことを考えて、低タンパクの即席めんを用意しておくと食事らしくまたカロリーが取れます
腎臓病の方向け 低タンパク質のインスタントラーメン・うどん
キッセイ 即席げんたらーめん しょうゆ味・みそとんこつ味
キッセイ 即席げんたうどん
タンパク質と塩分が普通のラーメンの半分程度にカットされています。
カロリー345kcal
たんぱく質 3.7g
脂質 13.9g
炭水化物 51.2g
カリウム 91.6mg
リン 58.3mg
塩分 3.21g
賞味期限:常温で6ヶ月
温め方:350mlのお湯を注いで5分